松村優さん庄覧平和観音像の”いわれ”を作成
水本一太郎石像彫刻美術館の館長である松村さんは、鹿児島県平和会館にある庄覧平和観音像の説明を説いた”いわれ”(キャプション)を製作した。 大きさはA4サイズ、厚みは3ミリのステンレスに文字が彫り込まれており重量感がある。庄覧平和観音像が送られたのは平成12年。知覧町の特攻基地、特攻隊員が出撃に寝泊まりをした「三角兵舎」の入り口に安置された。それから25年の時を経てキャプションが知覧の地に送られることになった。
12月20日(土)晴れ この日は、水本一太郎の「生誕100年祭」を松村氏が企画、このキャプションのお披露目、水本氏の作品、軌跡をたどる
また、近年に松村氏と共に美術館を盛り上げるべく協力いただいき、晩年は円空仏の製作に尽力を惜しまなかった石工職人、故石附祐嗣氏の偲ぶ会が行われた。

キャプション全文
庄覧平和観音像は、富山県砺波市庄川町在住の石像彫刻家・水本一太郎氏のご厚意により知覧特攻平和公園へ寄贈されたものです。 水本一太郎氏自身も戦争に従軍し、九死に一生を得た者として世界の恒久的平和を心から願い、旧陸軍知覧特攻基地から飛び立った四百三十九名を含め、沖縄特攻作戦に参加した千三十六名の英霊に捧げるものです。 庄川町と知覧町の永久なる平和と繁栄友好を記念し一字づつもらって「庄覧平和観音像」と命名したものです。 平成十二年五月三日 建立 富山県砺波市庄川町 鹿児島県南九州市知覧町 石像制作者・石像彫刻家 水本一太郎 寄贈・命名者 松村 優(知覧町出身) 石材質 緑色凝灰岩(グリーンタフ)
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