イベント,  町の話題

リラの木の家で俳句会を開催

 俳人・歌人である堀田 季何(ほった きか)先生による俳句会を開催しました。

 俳句会・・・一見センスのハードルが高く文学的な嗜好と思わガチなものですが、「俳句は身分、地位もななく、何歳からでも始められるお金のかからないもの」と説明があり、身近にある気付きを言葉にしたためるシンプルなことで、会として初めての参加者にもわかりやすくその流れを説明されました。

 吟行(ぎんこうーその場所まで行き詠うこと)リラの木の家の庭に出て、自然を感じ言葉を選びました。 出句(しゅっくー俳句専用紙に詩を書いて提出する)思い思い庭に出て感じたことを詩に、一人2から3句書きました。 清記(せいきー書いた句を皆さんから集め、清記用紙に写します。 選句(せんくー参加者全員、選考者となり詩を選ぶ、もちろん自分の書いた句は選ばない) 披講(ひこうーひとりひとの選考者の句を読み上げる) 

「伸びるつた 家人の昔(いにしえ)伝う窓」 一席
「走りゆく 蟻 跨(また)ぎたる守宮(やもり)かな」  一席

 みなさん思い思い、筆をはしらせ、そのひと時は時間も忘れ気づいたら2時にスタートして5時も過ぎていました。古民家のリラの木の家に流れる時間を楽しみました。

 この俳句会を企画し、会場が実家である川原ノリエ氏が癌についての生き方をもっと前向きに生きていく活動をされています。一般社団法人アジアがんフォーラム代表理事であり、世界の様々な医療機関、大学、専門家たちを交え意見交換、実践報告、講義をされています。その一環として実家であるリラの木の家を拠点として、賛同し支援される堀田先生、光教寺(井波)の水林住職を迎え今回の企画を致しました。
地域でがんを生き延びる | LOCAL CANCER DAY 2022 (asiacancerforum.com)

 次回は5月28日に光教寺にて「いのちと持続可能性」をテーマに専門家を迎え命の在り方と社会観点からどうあるべきかを話し合います。

堀田先生についてはこちらもご覧ください。リラ俳句の会 堀田季何先生 – 砺波庄川まちづくり協議会 (shogawamachi.com)

拡散よろしくおねがいします!!